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診療案内

INFO

診療対象動物

6月1日より犬と猫においてマイクロチップを埋め込みが義務化されました。
詳しくは当院にお問合せ下さい。

一般診療

内科、外科などの一般診療から、健康相談、しつけ、日ごろのお悩み相談など、幅広く対応しております。診療の結果、高度な医療が必要と判断をした際には、豊富な人的ネットワークを活用し、最も適した医療施設へのご紹介をいたします。

内科(内分泌科、神経科、循環器科、消化器科、泌尿器科、呼吸器科、腫瘍科)

ワンちゃんやネコちゃんは病気を隠す習性があり、自分で症状を訴えることもできず、気づいた頃には病気がすでに進行しているケースが多くみられます。症状に合わせた適切な治療を行うには、事前の「検査」が重要です。当院では必要に応じて、血液検査や超音波検査、レントゲン撮影などの検査を行い、体調不良の原因を分析します。内科は投薬治療を中心に、症状の改善をめざします。

こんな症状ありませんか?

  • 食欲がない
  • くしゃみがでる
  • 呼吸が苦しそう
  • 下痢や嘔吐する

外科(一般軟部外科、整形外科)

内科では対応が難しい症例の場合、外科手術が必要です。当院では泌尿器外科や整形外科、産科や救急治療など、幅広い症例に対応した治療を行っております。ただし、外科手術は基本的に全身麻酔を伴うため、動物たちの体に大きな負担がかかる可能性があります。外科処置の必要性や全身麻酔の安全性も含めて、飼い主様に分かりやすくご説明し、ご理解・ご納得いただけた選択肢をもとに、治療や手術を提供いたします。

こんな症状ありませんか?

  • 痛そうにしている
  • 歩き方がおかしい
  • 骨折してしまった

皮膚科

皮膚の病気は、特にワンちゃんやネコちゃんに多い症状です。かいてばかりいると、さらに痒みが強くなり、皮膚もボロボロになってしまいます。皮膚病の原因はさまざまであり、原因に合わせた適切な治療が大切です。治療はもちろん、スキンケアや食事指導もアドバイスいたしますので、どうぞご安心ください。

こんな症状ありませんか?

  • 皮膚が赤い
  • 体をずっとかいている
  • 毛が異常に抜ける

眼科

眼科診療では、目に関する症状を診断し治療を行っております。検眼鏡や眼圧計など、眼科診療に必要な器材も導入しています。

こんな症状ありませんか?

  • 目ヤニの量が増えた
  • 目が痛そうにしている
  • 目が赤い

歯科

動物における歯科治療は、年々関心が高まっています。特に歯周病は予防が重要ですが、ワンちゃんやネコちゃんはデンタルケアを嫌がってしまうものです。「歯石がついている」「口臭がひどい」「歯みがきを嫌がって上手にできない」などのお悩みやご相談も、ぜひ当院にお任せください。

こんな症状ありませんか?

  • 口臭が気になる
  • 歯が汚れている
  • できものがある

各種予防

病気は早期発見・早期治療が重要ですが、「病気にかからないようにする」ことが最も大切だと考えております。予防接種や定期健診を適切に行い、大切なペットを病気から守りましょう。犬2種・5種・7種混合ワクチン、猫3種・5種混合ワクチン、フィラリア予防・ノミマダニ予防、内部寄生虫予防駆除など、各種予防医療に対応しております。

避妊・去勢

不幸な命を生み出さないための避妊、去勢手術を行うことは、飼主様の責任です。また、避妊、去勢手術をすることによって、事前に予防できる病気も存在します。避妊の場合、注射で避妊することもできますので、いつでもお気軽にご連絡ください。

避妊手術のメリット・デメリット

  • メリット

    • 生理がこなくなる
    • 卵巣腫瘍、子宮蓄膿症、子宮の腫瘍の予防効果
    • 乳腺腫瘍の予防効果(生後6か月以前の手術)
    • エストロジェン過剰症(脱毛、痙攣、貧血)の予防
  • デメリット

    • 肥満になりやすい
    • まれに尿失禁をおこす
    • 骨肉腫のリスクが高まる
    • 前十字靭帯断裂のリスクが高まる
    • 甲状腺機能低下症のリスクが高まる

去勢手術のメリット・デメリット

  • メリット

    • 攻撃性が和らぐ
    • 尿マーキングをしなくなる、回数が減る
    • 精巣の腫瘍予防
    • 会陰ヘルニア、前立腺肥大、肛門周囲腺腫の予防
  • デメリット

    • 肥満になりやすい
    • 糖尿病のリスクが高まる(猫)
    • 前立腺がんのリスクが高まる
    • 骨肉腫のリスクが高まる
    • 甲状腺機能低下症のリスクが高まる

外科手術と注射の違い

外科手術 注射
対象 去勢:○、避妊:○ 去勢:×、避妊:○(犬・猫のみ)
回数 1回 2回目:最初の注射から3か月後
3回目:2回目の注射から4か月後
4回目:3回目の注射から5か月後
それ以降:5か月ごと
時期 生後5か月~

※メス犬の場合は、初回の発情期前までに避妊手術をすると乳がんの予防効果が99.5%あるという研究データがあります。(ただし、2.5歳以上になってからの手術では避妊はできても、乳がんの予防効果はなくなります。)
※メス猫の場合には6か月齢迄に避妊手術をすると、乳がんの予防効果が91%あるという研究データがあります。(同様にメス猫の場合には24月齢以降の手術では乳がんの予防効果は0%となってしまいます。)

よくある質問

犬についてのご質問

最近、ノミ・マダニ予防と、フィラリア予防が同時に行える合剤が日本でも手に入るようになりましたが、今までのノミ・マダニ予防薬と比べて効果に違いはありますか?
特に違いはなく、従来の製剤と同じように優れた効果が期待できると思います。ただし、フィラリアは、1日の平均気温が18℃になってから1か月後が、予防開始の目安ですが、ノミは13℃で活動し始めます。また、マダニは山奥深く入れば、2月(寒さのピーク)でも付くことがあります。したがって、フィラリア・ノミ・マダニ予防の合剤を投薬できる時期と、ノミ・マダニ予防のみでいい時期があります。また生活環境に山・河原等の自然が含まれているのであれば、マダニ対策は一年中行った方が良いでしょう。
犬の花粉症の検査は、どのような事をするのでしょうか?
まず、犬にアレルギーを起こす物質で圧倒的に多いのは「花粉」です。二番目に多いのは、「チリダニ」です。そのほか、カビ・昆虫・ふけ・食物等に反応することもありますが、花粉やチリダニに比べて少ないようです。花粉症の検査としては、血液検査を行ない(雑草・樹木・牧草等)何に反応しているか調べますが、その前に他の原因を除外します。詳しくはご相談ください。
フィラリア予防はいつからいつまで行えばよいのでしょうか?
感染開始日から1か月以内に始めれば間に合いますが、感染開始日を過ぎたら、早めに予防を始めたほうがよいでしょう。最後は感染終了日+10日以降に最後の投薬を行えば、予防は完了です。
※気温によって毎年細かな時期は異なります。
8種混合もしくは10種混合は接種しなくていいのですか?
8種混合は、7種にコロナウィルスの予防が含まれますがコロナ感染症は2か月齢以上になると、ほとんど発症しません。10種混合の内の2種はアメリカで流行していますが、日本では流行していません。

猫についてのご質問

猫エイズ(FIV)や猫伝染性腹膜炎(FIP)は予防できないのでしょうか?
猫伝染性腹膜炎(FIP)のワクチンは、残念ながら日本では入手できません。
完全な室内飼の猫なのですが猫白血病ワクチンの接種が必要ですか?
猫が猫白血病ウィルスに感染するには、感染猫の唾液や鼻分泌物との長期間の接触が必要です。(媒介物伝播やエアロゾル伝播は起こりにくい)したがって100%室内飼の猫では猫白血病を予防する必要はないと思います。ただし、複数飼って同居猫が外に出る場合予防したほうがいいでしょう。

エキゾチックアニマルについてのご質問

フェレットにも予防接種は必要でしょうか?
はい、できれば予防接種を受けることをおすすめします。理由は、ジステンパーという病気を予防するためです。犬と一緒に飼っている場合などは特に必要性を感じます。まずはお気軽にご相談ください。
母ウサギが子ウサギにお乳をあまりあげないのですが、大丈夫ですか?
大丈夫ですので、ご安心ください。ウサギは、濃いお乳を与えますので、1日に1~2回の授乳が普通です。あまり心配なさらずに、そっと見守ってあげてください。
カメは日光浴が必要と聞きますが、注意点はありますか?
カメの飼育にとって、日光浴は一番重要なことです。必ず日光浴させてあげてください。まず第一に、直接日差しに当てて日光するようにしてください。
ケース越しの日光浴は、肝心な紫外線を遮ってしまったり、ケース内の温度が上がってしまうなどの危険があるため気を付けてください。カメが適度に避難できる日陰を作ってあげて、外に出すのがおすすめです。

その他のご質問

動物を飼う際に気を付けた方が良いことはなんですか?

手を洗うことと、うがいをすることはとてもよいことですね。そして、飼っている動物のことで解らない事は何でも獣医さんに相談することが大切です。下に、注意点を記しましたので、確認してみてください。

  • 獣医師に相談する
  • ペットを飼うにあたり、温厚な動物を選び、しつけをする
  • 獣医師による定期健診を受ける
  • 自分の健康にも注意を払う(特に基礎疾患のある方)
  • 病気に関する知識を身につける
  • 春になったら、ノミ・ダニの予防を開始する
  • 飼育環境を清潔に保つ
  • 動物に触れた後では、手洗いやうがいを励行する
  • 飼育動物の病気を早期発見、早期治療する
  • 溺愛せず、けじめをつける
  • 室内飼育ネコの爪は常に切っておく
  • 飼育動物には積極的にワクチン接種を受けさせる
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