病気と症状
- 針が抜けてフケが多い
- フラフラしている
- 下痢している
- 食欲がない
- しこりがある
- 出血している
これらの症状があったら、動物病院で診察を受けてください。
(注)ヨツユビハリネズミは飼育可能だが、ナミハリネズミ(ヨーロッパハリネズミ)やマンシュウハリネズミは、特定外来生物に指定され、現在は飼育禁止である。
これらの症状があったら、動物病院で診察を受けてください。
(注)ヨツユビハリネズミは飼育可能だが、ナミハリネズミ(ヨーロッパハリネズミ)やマンシュウハリネズミは、特定外来生物に指定され、現在は飼育禁止である。
ハリネズミは、名前にネズミとあるが、モグラに近い原始的な動物で、以前は齧歯目ではなく、食虫目に分類されていた。現在ではハリネズミ目として独立している。(?)
背中は、約5,000本の針で覆われているが、顔、腹、四肢、尾には針が無い。
夜行性で、視覚はあまり発達しておらず、嗅覚と聴覚が発達し、地面の下5㎝までの獲物を見つけることができる。
特徴的な行動として、セルフ・アノインティングがある。何か特定の臭いを嗅いだりした際に、口をモグモグさせ、泡を吐き出し、身体に塗り付ける行動をする。
ペットとして飼育されているハリネズミは、すべてアフリカ原産のヨツユビハリネズミで、サバンナ地帯やステップ地帯に住んでいる。
したがって温度は24~30℃、湿度は40%くらいが最適。
冬眠はしないが、野生下では、食べ物の少なくなる乾季に夏眠することがあるようだ。
テリトリーは、半径200~300mあり、したがってケージは床面積が広い方がいいようだ。また、回し車もあった方がいいだろう。
文献には、肉食に近い雑食で、肉類の他に野菜やくだものを与えた方がいいと書いてあるが、解剖学的に、盲腸がないので、純粋な肉食で良いと思う。
ハリネズミフード、肥満猫用フード、昆虫等。